当院では、地域の傷害予防を目的として外部活動としてトレーナー活動、運動指導・講演会活動、靴指導教室などを行っております。各団体、クラブチーム、学校など外部からの依頼を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
〇トレーナー活動
最大の目的は選手の傷害予防・再発予防とパフォーマンスアップの両立です。‟痛みがある=練習休止”。クリニックに来院する子ども達はすでに痛みを抱えている子が大半です。
当院では、野球とサッカーのトレーナー活動されているスタッフが多く在籍しております。野球では、多い肩・肘の怪我では投球が禁止となり、その他の運動も制限となってしまうこともあります。その期間はプレーすることができなくなり、とても辛い思いをしてしまいます。またサッカーのような、相手と接触するコンタクトスポーツはケガをゼロにすることは極めて難しいものです。
このような怪我を起こしてしまう要因は、練習量などもありますが、身体の機能面による要因もあります。私たちはそのような要因で起こる怪我に対して、筋力、柔軟性、バランス、協調性などの機能面を確認し、それに対する筋力エクササイズやストレッチ、バランストレーニングなどを指導することで怪我を未然に防ぐことに取り組んでいます。
このようにトレーナーとの連携を通して、選手が各々の状態を知ることで、選手自身が自分の身体と向き合い、課題を克服することで障害の改善・パフォーマンス向上に繋げていくその過程は、育成年代の選手にとって非常に重要です。
また、障害予防に取り組むことは身体の機能面が良い状態で練習することとなるため、結果的に”障害予防=パフォーマンスアップ”にも繋がっていきます。私たちは”障害予防・パフォーマンスアップ”に対する取り組みにより、子供達が笑顔でプレーを続けられるようサポートしていきたいと考えています。
〇靴指導
当院では、学生から中高年の方、年齢に問わず靴指導を行なっております。靴は普段の生活、スポーツや仕事の時など、ほとんどの人が履くので、人の生活と靴は切っても切れない関係です。
靴は体を支える土台として機能しています。しかし、患者様のほとんどが自分に合う靴の選び方や正しい履き方を知りません。膝や腰、外反母趾で痛みを訴えて来院された患者様の靴をみると、足に合わない靴を履いたり、正しく履けていないことが多いです。逆に、靴を見直すことでひざや腰の痛みが改善したり、動きやすくなります。
今の体の不調は靴が原因かもしれません。当院では靴の大切さ、靴指導を市内小学生やクラブチームなどで実施しております。
≪活動内容≫
・フィジカルトレーニング(筋力エクササイズ、ストレッチ、バランストレーニングetc.)
・フィジカルテストの実施、測定結果のフィードバック
・現地でのアスレチックリハビリテーション
・テーピング処置、指導
・試合帯同
・靴指導教室
・講演活動(靴の履き方、ストレッチ指導、スポーツ傷害予防)
≪活動実績≫
・志学館高等部硬式野球部
・木更津市中学校軟式野球チーム
・拓大紅陵高校サッカー部
・STJゴールキーパースクール
・青堀小学校親子教室
・上総マジック(中学校クラブチーム)
・S☆ラビ(ミニバスケットチーム)